夫婦関係が悪化する考え方と改善する考え方

こんにちは。穏やかメンタルカウンセラーの月森ゆりです。

なんとか妥協しながら夫婦生活を続けてきたけど
些細なことがきっかけで
まるで坂道を転げ落ちるかのように、
夫婦関係が悪化してしまうことがあります。

その悩みは深刻で
その後の人生を大きく左右してしまいます。

そのような方へ
夫婦関係がますます悪化していく考え方と
悪化しようがないと思えるような
考え方についてお伝えします。

私はこれを意識するようになってから
どん底だった夫婦関係がみるみる良くなっていきました。

「べき」を「ありたい」に変えること

それは自分が
「夫婦とは〇〇するべきだ」という「べき」という考え方
もっていることに気づいて
「〇〇でありたい」に変えていくこと。

例えば
「夫婦とはお互いを理解するべきだ」という
考え方はどうでしょうか。

これは正論でしょうと感じる方は多いと思います。

でも、私はそう考えてはいません。

「べき」が関係性を悪くする理由

なぜなら
「べき」という言葉の意味合いには
〜に違いない、当然〜だ、〜できないのはおかしい、批判、強制、命令が
多かれ少なかれ入っていると
感じるからです。

そもそも相手の言うこと、考えてること、やることを
すべて理解したり、把握するのは不可能です。
同じものをみても、感じることは全く違っていて当たり前です。
増してパートナーがアスペルガーの傾向があると
ハンディーもただでさえ大きい
のです。

その、ハンディーを抱えながら
夫婦なんだから
「お互いを理解すべきだ」という考えを頑なに持っていると
自分が感じて、期待している事以外の事態が起きる度に
「どうして理解してくれないのー?」
という不満が次々と生まれてしまいます。

これは非常に疲れてしまいますよね…

では、どうしたらいいのか?というと
こう考えます。

夫婦は
理解しあえる関係性でありたい」です。

何が違うかと言うと
理解しあえているかどうか?ではなく
そうありたい自分に焦点があたっているのです。


ですから
お互いを100%理解することは不可能だと知った上で
できる努力をしていけばいいと思えるし
行動も具体的になっていきます。

優しい気持ちになれる会話

夫婦間で話をするときも
「夫婦なんだから理解すべきだ」といってしまうと
(なんでそうなるの?なんでわからないの?)
と理解できない相手や自分を責めることになりますが

「理解しあいたいと思っているよ」とお互いの思いを
確認し合うことができれば
(お互い完璧じゃなくても仕方がないよね)
という優しい気持ちになれるのです。

小さな「べき」にも目を向けること

細かいことかも知れませんが
自分の中の小さな「べき」を見つけていくことや
ありたい自分にフォーカスしていくこと

自分の人生そのものを楽で自由にするために
とても効果があります。
小さな変化はいずれ大きな変化と
なっていきます。

とは言え、無意識の「べき」は自分でもなかなか
気づけないことも多いものです。

相手や自分を責めて苦しいとき
専門家に話を聞いてもらうことで
なかなか気づけなかった
自分を苦しめる「べき」が見つかり
楽になることがあります。

一人で頑張ろうと無理せずご相談くださいね。