夫の機嫌の悪さを受け流すヒントとは?

こんにちは。穏やかメンタルカウンセラーの月森ゆりです。

パートナーの不機嫌
一方的な暴言
物への八つ当たりは不快な気持ちになりますね。

そんな時に
一番やってはいけないことは
先回りして相手のご機嫌をなんとかしようとすることです。

過去の私が無意識にやっていたこと

私は過去に夫が仕事からから帰ってきた時の
ドアの開け方、カバン置き方などで
表情で機嫌の悪さがわかり
ビクビクしてしまうことがありました。

そういう時は
無意識で顔色を伺い
自分から話しかけないようにしたり
子供がそばに行かないように
気を使ったりして
とても嫌な気持ちになっていました。

自分のせいと思わなくて良い

でも、心理学を学んでからは
「相手の不機嫌は相手のもの」
「自分のせいで相手が不機嫌なわけではない」
というように

自分が相手の機嫌を取る必要はない
ということを意識するようになりました。

それだけでも
心が楽になり
「仕事で嫌なことがあったのかも」
「疲れてるのかも」
「お腹が空いてるだけかも」

とシンプルに考えるようになりました。

具体的には
自分がなんとかしなきゃと思うのを辞めて
「お疲れ様」という気持ちだけ伝えます。
あとは、自分は普段通りに接することを心がけ
余裕があれば
夫の好きなものを夕食に出すだけ。

するとお腹が満たされた夫は
いつの間にか
機嫌が治ってくるのです。

その違いとは?

夫の機嫌に自分が振り回されていた時と
振り回されななくなったこの違いは
なんだと思いますか?

それは、自分と夫に間に
「心の境界線が引けるようになったこと」です。

自分と相手の考えや感情、行動は違って当たり前。
当時、1日中外で働く夫と
1日中子供の世話や家事に追われていた自分とは
見えている世界が全く違っていて
お互いにイライラも疲れもあって良いのです。

八つ当たりをしてくる理由

実は不機嫌や、暴言や、八つ当たりで
パートナーにに向けても
解決にはならないことは
本当は自分が一番わかっているはずです。
なのにそうしてくる理由は
単に夫婦なんだから良いだろうという甘え。


それに対し妻が
ご機嫌を取ろうという行動をするほど
八つ当たりが許されると認識し
妻の立場を
自分より下に見るようになり
益々八つ当たりをするようになり
モラハラ化が進むということにも
なりかねません。

心の境界線を引くには


心に境界線を引く
第一歩は
相手のイライラは相手の問題

割り切ることことが最も大事になります。

もちろん、自分のイライラも
自分の問題として受け止めることも
同じくらい大切ですね。

相手の機嫌の悪さに振り回されないために
夫婦であっても自分と相手は違う人間なんだ
ということを常に忘れないようにしたいものです。

モラハラやカサンドラ妻さんへ

特に発達の特性が強いパートナーは
自分の機嫌や感情が
相手がどんな気持ちになるか?までは考えが及ばずに
ストレートにそのまま言葉となったり
態度に表すことが多々あります。

「相手は変えられないから」

という理由で
あなたが変わるべき
我慢するべき
ということを言いたい訳ではなく

やみくもに我慢する
機嫌をとる
感情的、攻撃的に反論するのは
自分が傷ついてしまいます。

すでに心が深く傷ついてしまい
心の境界線の引き方が
よくわからない
難しいと感じている方は

専門家に現状を話し
心の傷を癒しながら
一緒にどうしていくかを前向きに考えていくことも
必要です。
相手の顔色を伺ってしまい、辛くなってしまう方は
一人で我慢しなくて良いので
一度ご相談くださいね。