幸せそうな夫婦像に惑わされなくていい

こんにちは。穏やかメンタルカウンセラー月森ゆりです。

理想の夫婦って何?

ママ友やご近所さん、勝手に流れてくるSNS、
また、仲睦まじく理想的なお家のCM、助け合う老夫婦のドキュメンタリー等々をみて
「自分とは縁がないこと」
と悲しい気持ちになることはありませんか?

そのような方に言いたいのは・・・

私たちが勝手に理想として作り上げた
幻想であって
それを「理想の夫婦」として正解としなくて良いということです。


なぜなら、

「理想の夫婦像」は時代によって
どんどん変化をしていくものですし
パートナーも自分も個性がみんな違うのに
誰かのようになる必要はないと思うからです。

時代の影響で言うと
私たちの親世代の昭和の考え方はもはや
時代にそぐわないことは誰もが周知の事実ですよね。

CMのような夫婦を目指さない

この数十年で情報化が進み、私達世代が
親世代から刷り込まれた良妻賢母的な生き方が
良いとされていた時代から
男女平等や多様性などを重んじる時代へ変化しました。

そんな世の中に生きているにも関わらず
CMで見るような「幸せな夫婦像」に囚われて
自分たちを否定しなくても良いのではと感じています。

それよりも、自分たちが良いと思えるオリジナリティーのある
パートナーとの関係性が良いと
自信をもって言える軸を作ることの方が重要です。

例えばある人は
奥さんが外で働いてご主人が主夫だったり
ある人は
ライフスタイルが違うから別居の選択をし
週末だけ一緒に過ごすとか
ある人は
婚姻関係は卒業して
夫婦だった時以上に仲良しになったり・・・

本当にいろんなカタチがあって良くて
自分たちが笑って穏やかで
自分らしくいられるならば

手作りのお料理に拘らなくても
家族がいつも揃ってなくても
モデルルームのように家が整ってなくても
手を繋ぐ老夫婦でなくても 
全く問題はない・・・のです。


お料理が不得意でも
それぞれ一人時間を大切にして夫婦の趣味が全然合わなくても
インテリアに統一感がなくても
夫がトンチンカンなことをいう人でも
二人で歩く時、離れて歩く方が心地よい場合もあります。
この凸凹感はあっても良いと思いませんか?
周りと自分たちを比べて
悲しくなる必要もないのです。

オリジナリティーのある夫婦こそベスト

もちろん夫婦が仲が良いことは大切です。
でも何を持って仲が良いと感じる?かも人それぞれ

目につくみんなが良いって言いそうなパートナーシップに
憧れを持つのもわかります。

でもね、その前に
「こうあるべき」
「これはしてはいけない」
というような考え方が
当たり前にないかどうか・・・

たまに、自分に聞いてみてほしいのです。


特にカサンドラ妻さんは
「最近パートナーにイライラするなぁ・・・」という時こそ
誰かとと比べてないか
世間一般を正解にしてないか
または人からど思われるかを気にしすぎてないか・・という
視点を持ってみてくださいね。

主役はいつでも自分たちであることを忘れないで
自分たちのベストや
自分たちの幸せのカタチを
創造していきながら
大切に守っていくことにフォーカスしていきましょう。