こんにちは。
30年以上のHSP、共依存、自己否定、カサンドラ症候群から
脱却した経験をもつ
穏やかメンタルカウンセリングの
月森ゆりです。
カサンドラ症候群の女性は共感性のないパートナーに
疲れ心が疲弊してしまう理由は
「相手にとって良い人でいることを頑張りすぎてきたこと」が
根底にあります。
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それにも関わらず
相手に受け入れてもらおう
認めてもらおうとするほど
相手から拒絶されたり、嫌われているのではと感じる経験はありませんか?
なぜそうなってしまうかというと
相手のために良かれと思いつつ
本当は心の奥の自分が自分に嘘をついたり
ごまかしていることで
相手もあなたのことを信じることができない
と言う現実を
作っているということがあるからです。
一方で
相手がたとえアスペルガーであっても
本当に愛される人というのは自分に対して
限りなく自然体で正直なのです。
例えば、自分は
わがままなところもある
できないこともある
だらしない、ずるい、冷たい、子供っぽい、弱い、ネガティブ…
そんな
自分を偽らず伝えたり表出することができる人。
(伝え方にはコツがあります)
相手に対しても、同様に
無理に合わせようとしすぎずに
自分の主張をしストレスをためません。
(こちらもまたコツがあります)
![](https://calmmental.com/wp-content/uploads/2022/09/24474857_s.jpg)
それによって反感を買うこともあるし
怒らせてしまうこともあるかもしれないけれど
それを恐れていい顔をしていたら
本当にお互いをわかり合うことは難しいのです。
自分を隠したり、抑制を続けることで
一時は愛されるような感覚が
得られるかもしれませんが…
それでは
本当の信頼関係は育っていきません。
私は17歳から夫と付き合って
今に至るのですが…
高校の時の親友のお母さんに
言われた言葉がずっと頭に残っていました。
(子供扱いせずに、話を聞いてくれるお母さんでした)
それは
「人を愛するとは相手をどれだけ許せるかということ」
17歳の私にとっては
「え〜。そう言うものなんだ…」と衝撃を受けました
私はこの「愛とは相手を許すこと」この意味を
深く理解できずに
「相手のわがままや、要求をすべて受け入れそれに自分が従うこと」が
「相手を許すこと」と勘違いしてしまったように思います。
「優しくて寛大な女性であれば愛されるんだ」
「相手を助けすべて受け入れよう」
「誰よりも大切にされたいし愛されていたい」
だから
自分を犠牲にしてまで相手に合わせてしまうことを
していました。
![](https://calmmental.com/wp-content/uploads/2022/09/22754535_s.jpg)
その表向きの願いと裏腹に
自分の行動は
ありのままの自分の自信のなさから
愛してもらうという見返りを求めていた
愛されることで自分の価値を感じたかった
のです。
その勘違いは
その後、何十年もストレスとなり
苦しい夫婦生活の原因となっていました。
自分の中の抑制や矛盾や嘘に気づき
人を愛することの意味を考え直し
うまく行かない理由を
相手のせいにせず
自分の内側に見出し始めてから
180度夫婦関係が変わっていきました。
親友のお母さんが言っていた
「人を愛するとは相手をどこまで許せるか」のまえに
私は
「自分が自分をどこまで許せるか?」の
ステップが抜けていたのですね。
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それに気づいてようやく
この言葉の意味を理解できたようにおもいます
(17歳にはわからんよな…)
アスペルガーの凸凹な特性も
自分の考えすぎてしまう特性も
お互いの「違い」。
噛み合わないこともあっていいし
すれ違いや誤解の受け止め方も
練習していけばうまくなります。
自分と相手の違いを許し認め
尊重しあえるように
なると、問題は問題でなくなります。
とはいえ、ご主人の特性が強い場合
ハンディは大きいのは確かですし、心身のバランスを取るのが難しいときもあります。
一人で抱え込むことが辛いときは
無理せず専門家の力を借りてくださいね。