共依存を抜けられる人と抜けられない人の違い

この詩を読んでどんな印象を受けますか?

ゲシュタルトの祈り(ドイツの精神科医フレデリック・S・バールズ)


私は私のことをします。
あなたはあなたのことをして下さい。

私が生きてるのは
あなたの期待に応えるためではありません

あなたもまた、私の期待に応えるために
生きてるのではありません。

あなたはあなた、私は私

もし、私たちの心が通じ合わなくても
それは仕方のないことです

そして、私達の心が
たまたま通じ合うことがあれば
それは素晴らしいことです

自己犠牲することなく自分を大切にすること

この詩を冷たい、冷めてると受け取る方もいるかも知れませんね。
実はこのメッセージをどう受け取るかは
共依存を抜ける大きなキーポイントとなります。

自分に自信がなくて相手の言いなりになったり
自分よりも相手を優先させたり
言いたいことを言わず理不尽なパートナーに
振り回されて我慢している方は
自分らしく生きるためにぜひ心にとめておいて下さい。

共依存の関係とは、まさに
相手に合わせすぎて自分がなかったり
自分よりも相手を優先している状態です。

自分に自信がないので
支配やコントロール、上下関係のような理不尽な扱いを受けても
相手から離れることを選びません。

その背景には、自分が自分を認められていないという
自己否定が必ず隠れています。

その自己否定によって
誰かの役に立たないと自分の価値を感じられないし
自分がダメだからもっと頑張らないとならないのです。

そして、我慢や自己犠牲を続けていけば
たとえ辛い人間関係であっても
孤独にならなくて済むというメリットもあります。

今、パートナーとの関係が、苦しいと感じていて
この辛さをどうにかしたいと思うなら
これらのことに気づき
我慢や自己犠牲をやめていく努力が必要です。

この詩のメッセージは健全な人間関係とは
・誰かのために自分を犠牲にすることない
・まずは自分を大切にすること
・その上でお互いを尊重し合うこと


共依存を抜けられるかどうかの第一歩は
自分がこのような状態にいることにまずは

気づけているかどうかで

そしてここから抜けようと決めること

小さなステップを踏んでいけば無理なく
共依存を抜けることは必ず出来ますよ。

まずはゲシュタルトの祈りをスマホのメモに入れて
忘れないようにして下さいね。