こんにちは。月森ゆりです。
「ゆりさんは、過去に夫からされたこと、言われたことを思い出し
イラッとしたり嫌な気持ちになることはないのですか?」
と聞かれることがあります。
その答えは
「あります」
私は夫との関係性の中で30年以上もの間
ずっと「カサンドラ症候群」であり「共依存関係」でした。
夫は尊大型アスペルガーの傾向が強いため
自分の思い通りにいかないと
言葉が命令口調で暴力的となり
支配やコントロールをしようとしてきました。
なので正直ブログにはかけないほどの
エピソードは山のようにあるのです。
だから、私の中で
その嫌な記憶が0になることはありえないと
思っています。
ただ、その頻度はカウンセリングや心理学・脳科学を学んでから
限りなく少なくなってきていて
反対に、私や家族にしてくれたことや
彼の強みや自分との違いの面白さに
フォーカスしている時間がほとんどになりました。
また、支配的な態度や嫌なことを言われたら
テコでも動かない強さも身につけたので
夫も随分変わってくれました。
冒頭の
「ゆりさんは、過去に夫からされたこと、言われたことを思い出し
イラッとしたり嫌な気持ちになることはないのですか?」
ですが
私が気づいたことをお伝えします。
それは自分が過去に言われた事、されたことの中でも
「許したい事」
と
「許したくない事」があるということ。
それは自分だけにしかわからない大切な感情で
良い悪いはないということ。
そして
「許したい事」に関してはそのためのの考え方や方法があり
「許したくない事」に関してはそのための考え方や方法があるのです。
つまり、嫌なことを繰り返し思い出してしまい
一番辛い状態というのは
許したくないのに無理に許そうとしたり
本当は許したいのに無理に許さないようにしている時
なのです。
それがわかると
対処法がわかります。
対処がわかると、いつまでも嫌な気持ちに
留まり続けることはありません。
私のところに来てくれる方のお話は
過去の自分と重なることばかりなので
苦しい気持ちは本当によくわかります。
許したいのか許したくないのかすら
わからない程
感情が麻痺していることも
あるかも知れません。
そんなときはまず
何でも良いから
今の気持ちを包み隠さず話してみることから。
ぜひ一歩を踏み出して見てくださいね。