共依存的な生き方から調和的な生き方へ

こんにちは。月森ゆりです。

今回はカサンドラ症候群に陥っている方に
必要な根本的な考え方についてお伝えします。

この考え方は、パートナーが発達障害であってもなくても
対人関係の悩みを解決していくために
大切なポイントとなります。

それは
パートナーに対して
「共依存的な考え方や生き方をやめること」です。

共依存的な生き方とは?

共依存的な生き方とは
常に自分以外の誰かに合わせたり
誰かの役に立つことで自分の価値を保とうとしたり
他人から認められることで安心する
保守的な生き方のことです。

波風を立てることを好まないのもあり
一見、平和で落ち着いているように見えます。

でも家族や夫婦にように
距離が近い関係においては
お互いに甘えが生じ

どちらかが相手に合わなければうまく行かない
自分の思い通りにならないとイライラしてしまう
自分を大切にしてくれないと相手を責めたくなる
という不自由な関係性にも陥りやすいのです。

調和的な生き方とは?

一方で調和的な生き方とは
個々の存在や考え方が違うことを理解しながら
程よくつり合っている生き方のこと。

常に人として対等なので
自分もパートナーも尊重でき
理解し合いながら
古い価値観にとらわれず
主体的に自分の生きたい人生を選択
していくことができます。

そこに
男だから
女だから
パートナーが〇〇だから
自分が〇〇だから
などという縛りは必要ありません。

そして、夫婦にとって調和のとり方は
みんな違っていて当たり前。
オリジナリティーがあっていいし
凸凹の特性があったとしても
それぞれに
ちょうどのバランスを見つけて行けば良いのです。

共依存の悪循環


過去の私はまさに共依存的な生き方をしていました。
常に周りに合わせて安心し
人からどう思われるかを気にして
他人の評価がないと自分を認められませんでした。

自分の現実とはかけ離れた
インフルエンサーや
ママ友を羨ましく思っていたこともあります。

共依存的な考え方の根底には
自分に自信がないことや
自己否定が隠れています。

自信がないので
俺様夫やモラハラ夫に
コントロールされても
「NO」がうまく言えません。

それを全て
「相手が〇〇だから」と
相手のせいにしてみたり

自分がダメだからとか
まだまだ頑張りが足りない
という
歪んだ考え方が助長されてしまい


ますます悪循環にハマっていたのでした。

調和的な生き方は選ぶことができる


もしもあなたが
「自分ではない誰かや何か」にあわせて生きてきたとしても
安心してください。
共依存的な考え方や生き方を確実に断ち切ることはできます。

共依存関係から脱することで
これまでのうまくいかなかったパートナーとの関係や
過程も全て愛おしく感じられるようになり
人生は大きく変化していきます。

その変化をおこすことで手に入るのは
「しっくり感」
「心地よさ」
「穏やかな気持ち」

という
「自分の人生を生きている」感覚です。

カウンセリングではその方法をわかりやすくお伝えしながら
しっかりとサポートしていきます。

いつから始めても遅くはありませんので
諦めずに前に進んでいきましょう。